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マイクロソフト、「Microsoft 365」の新コラボレーションツール「Loop」を発表

Mary Jo Foley (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2021-11-03 12:51

 Microsoftのコラボレーション戦略はここ数年、「Teams」を中心としていた。しかし、コラボレーションの手段は1つだけではない。今週、Microsoftの新たなアプリが仲間入りした。

Microsoft introduces Loop
提供:Microsoft

 同社はITプロフェッショナル向けカンファレンス「Microsoft Ignite」で、新しい生産性アプリ「Microsoft Loop」を発表した。Loopは、Microsoftの「Fluid Framework」のビジョンをベースに拡大したものだ。Fluid Frameworkは2019年、ドキュメントの共同編集を容易にする手段として発表された。

 Microsoft Loopは、強力でフレキシブルなキャンバスと、アプリケーション間で自由に移動し、同期を維持できるポータブルなコンポーネントを組み合わせた新たなアプリだ。Loopを利用すれば、チームでともに考え、計画し、作成できるようになる。Microsoft Loopには、「Loopコンポーネント」「Loopページ」「Loopワークスペース」という3つの要素がある。筆者が「Notion」サービスとの類似についてMicrosoftに聞いたところ、LoopはNotionとは異なり、スタンドアロンのアプリ、キャンバスとして利用できるだけでなく、ほかのアプリ内でも組み込み可能なコンポーネントの形で利用できると広報担当者は述べた。これらのLoopコンポーネントは、「Outlook」「Teams」「OneNote」「Whiteboard」などのMicrosoftのアプリに組み込まれる。

 Loopコンポーネントは数カ月中に、Microsoft Teams、Outlook、OneNoteなどの「Microsoft 365」アプリで、プレビューとして段階的に提供される。Microsoft 365の商用ライセンスを対象に既存のOfficeアプリに組み込まれると広報担当者は述べた。MicrosoftはスタンドアロンのLoopアプリを2022年に提供開始する計画だが、ライセンスや価格についてはまだ明らかにしていない。

 Loopコンポーネントは、チャット、電子メール、ミーティング、ドキュメント、ページなどに組み込んで共同作業を可能にするもの。Loopコンポーネントに保存される情報は、自動で迅速に同期されるため、コンポーネントがどこに置かれていても、ユーザーはいつでも最新の状態にアクセスできる。Microsoftによると、Loopページは、コンポーネントを整理できる「フレキシブルなキャンバス」だ。ファイルやリンク、データなどのプロジェクトの要素を、特定のプロジェクトのニーズに合わせて利用できる。Loopワークスペースは、チームがプロジェクトのすべての要素を追跡できる共有スペースだ。チームのメンバーが何に取り組んでいるかを把握し、他の人のアイデアに反応したり、共通の目標に向けた進捗を確認したりできる。

 ユーザーは独自のLoopコンポーネントを作成でき、Microsoftが用意するものを利用することもできる。後者には、共同で意思決定するための投票テーブルのほか、チームからの情報収集とプロジェクトの進捗および最新状態を把握するためのステータストラッカーが含まれる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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