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マイクロソフト、共同編集を容易にする「Fluid Framework」をオープンソース化へ

Mary Jo Foley (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2020-05-20 11:53

 Microsoftが「Build 2019」で発表した「Fluid Framework」テクノロジーのオープンソース化を計画している。関係者が「Build 2020」で述べたところによると、Fluid Frameworkの最初のユーザー向け体験をまず「Outlook」ウェブアプリと「Office.com」で提供する準備が既に整っているという。

 Fluid Frameworkは、共同編集を容易にするためにMicrosoftが構築したインフラストラクチャーテクノロジーだ。アプリケーションやドキュメント内にコンポーネントを埋め込むと、このコラボレーション技術によって常に最新の状態に維持される仕組みだ。

 MicrosoftはFluid Frameworkをオープンソース化することで、あらゆる種類の開発者がそれを使用して、自らのアプリケーションをリアルタイムのコラボレーションに対応させることを期待している。Fluid Frameworkのデータ構造は、低遅延の同期を実行し、エンドポイントを接続するリレーサービスを提供する。Microsoftの関係者によると、静的なデータ構造を「fluid」(流動的)なデータ構造に置き換えることで、アプリはリアルタイムのコラボレーションをサポートできるようになるという。Microsoftは、オープンソース化によって、コミュニティーがFluid Frameworkの開発に興味を持ってくれることも期待している。

 同社は「Microsoft 365」のEnterprise版とEducation版のユーザーを対象に、「Fluid Workspaces and Components」のパブリックプレビュー版を「近日中」に公開する予定だ(最初は「Outlook for the web」、次にOffice.com)。最初のパブリックプレビュー版には、基本的なテキスト、表、リスト、議題、およびアクションアイテムが含まれる。これらのアイテムをメッセージやドキュメントに埋め込むと、変更や更新がリアルタイムで反映されるようになる(これが機能するためには、ユーザーが組織のIDでサインインしている必要がある)。

 関係者によると、Microsoftは今後、Fluid Components and Workspacesをさらに強化し、より多くの場所で利用できるようにしていく予定だという。

 Buildが開幕した米国時間5月19日、Microsoftは「Microsoft Teams」の新しいツールと統合も発表した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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