「Chromium」ベースのブラウザー「Microsoft Edge」のLinux版は、最初のプレビュー版公開から1年を経て、一般提供が発表された。このEdgeは、「Ubuntu」「Debian」「Fedora」「openSUSE」など、さまざまなLinuxディストリビューションに対応している。MicrosoftはIgnite IT Proの初日に、Linux版Edgeの一般提供というマイルストーンを発表した。
Linux版Edgeが安定版(メインストリームユーザー向け)のリリースとなり、Edgeは「Windows」「Mac」「iOS」「Android」そしてLinuxで利用可能になった。
MicrosoftはLinux版Edgeについて、「普通の」Linuxユーザーを対象としたブラウザーというよりも、ウェブサイトのテストに使いたいIT担当者や開発者向けのものと位置づけてきた。だが今回のEdgeは、対応するプラットフォームを使っているユーザーであれば誰でも利用できる。
Microsoftはまた、企業が「Internet Explorer」(IE)からEdgeへの移行を支援するためのツール「Cloud Site List Management」を発表した。IEは、2022年6月に「Windows」のほとんどのバージョンでサポートが終了する。Cloud Site List Managementでは、組織のサイトリストを、オンプレミスではなく「コンプライアンスにのっとったクラウドロケーション」に保存できる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。