2004年、Microsoftコミュニティーにおける開発者や設計者に向け、Microsoftの従業員について、マーケティング要素を廃した動画で伝えるサイトを作るというアイデアが一部の従業員から生み出された。その結果、「Channel 9」が生まれた。そして同社は米国時間11月5日、Channel 9が「Microsoft Learn」の一部として加わると発表した。
提供:Microsoft
Channel 9創設の立役者であるRobert Scoble氏とCharles Torre氏は、United Airlines機内でコックピットの操縦士らと管制塔との無線交信の会話を乗客が聞くことができるオーディオチャンネル「Channel 9」にちなんでこのサイトを命名した。その後、このサイトは「Coffeehouse」や「Forums」といったホスト主導型のディスカッションフォーラムを含めるかたちに成長していった。
Microsoftは、Channel 9にある既存の技術コンテンツを11月中にLearnへと移行すると述べた。
同社によると、Channel 9を支えてきたチームは従来通り、開発者コミュニティーに向けた動画コンテンツの作業に従事し続けていくという。同社は、1対1のインタビューや、舞台裏の情報により力を入れ、「Microsoft Ignite」や「Microsoft Build」といったイベントのライブストリーミングを続けていく計画だ。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。