インテルとロッキード・マーティン、米国防総省の5G対応ソリューションで連携強化

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-04-05 13:36

 Intelは米国時間4月4日、Lockheed Martinと共同で、米国防総省による空、海、陸、宇宙やその他の領域における安全な通信を実現するための特別な5G基地局を構築していることを明らかにした。この新たな共同の取り組みは、両社のこれまでの提携関係に基づいている。また、Intelが業界専用の5Gイノベーションへの取り組みを強化していることを示しているようだ。

 IntelのコーポレートバイスプレジデントDan Rodriguez氏は米ZDNetに対し、「われわれは、5Gスマートフォンを使い、5Gネットワークで接続するようになっている。その一方で、さまざまな業界や企業でも5Gが活用され始めている」と述べた。「Lockheed Martinはその好例だ。われわれは、産業オートメーションや小売企業のほか、世界のさまざまな都市ともパートナーシップを組み、5Gを導入して、都市の安全性を高め、よりセキュアにするサポートをしている」(Rodriguez氏)

 両社は米国防総省向けに、5G対応のソフトウェアとハードウェアソリューションで協力している。Intelの5GソリューションがLockheed Martinの「5G.MIL」ハイブリッド基地局に統合される。この基地局は、軍関係者が衛星、航空機、船舶、地上車両などの現在のプラットフォームや新たなプラットフォームと通信するためのマルチネットワークゲートウェイとして機能する。さらに、Lockheed MartinはIntelの高度なプロセッサー技術やイノベーションをネットワーク上やエッジで活用し、クラウドの機能を戦術上のニーズがある領域に提供する。5G.MILは、5Gネットワーク、NextGネットワーク、DODの運用ネットワーク間で相互運用性を実現する。

 5G.MILは、Intelの「FlexRAN」ソフトウェアリファレンスアーキテクチャーを活用することで、実質的に5Gをエッジにもたらし、新たなコンピューティング機能を提供できるようにするようだ。Lockheed Martinは、Intelの「Smart Edge」ソリューションも使用するという。

 米軍は、5Gや次世代ネットワークなど、幅広い新技術や新興技術に大規模な投資を行っている。国防総省は「DOD 5G to Next G」キャンペーンを掲げ、5G技術の成熟に向けて多額の資金を投じている。

 IntelとLockheed Martinはこれまでにも協業し、軍のコネクティビティーなどをサポートしている。2021年後半には、Lockheed Martinの5G対応地上車両を使い、クラウドコンピューティングにおけるセキュリティ強化と5G.MILの機能で、軍事要員の安全性を高められることを実証した。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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