「Chromebook」は、非常に多くの人にとって素晴らしいモバイルの選択肢である。ノートPCを使用するためのプロセスの多くを大幅に簡素化するだけでなく、安全性にも優れており、動作速度が低下することもめったにない。しかし、実際のアプリの種類が少ないという理由で、「Chrome OS」を敬遠する人もいる。幸い、Chromebookでは、「Linux」を有効にする(そして、Linuxアプリをインストールする)ことだけでなく、「Android」アプリのインストールを有効にすることも可能だ。この機能を有効にすれば、「Google Play」ストアから自分の好きなアプリをインストールすることができる。
もちろん、注意点もある。アプリによっては、期待通りに機能しない可能性がある。この問題は、アプリが(タブレットなどの)大型ディスプレイ向けに最適化されていない場合に発生しがちだ。最適化されていないアプリでも、(表示が少し小さくなるだけで)正常に使用できることがある。電話の機能に依存するアプリは正常に動作しない、という問題もある。最後に、すべてのChromebookでAndroidアプリがサポートされているわけではない。AndroidアプリをサポートするChrome OSハードウェアの便利なリストを確認したい人は、こちらを参照してほしい。
それでは、Androidアプリのサポートを有効にする方法と最初のアプリケーションをインストールする方法の紹介に移ろう。
ChromebookでAndroidアプリを有効にする方法
1. 「Settings」(設定)を開く
まず、「Settings」(設定)アプリを開く。画面右下にあるシステムトレイをクリックした後、歯車のアイコンをクリックする(図1)。
図1
Chrome OSのシステムトレイから「Settings」(設定)アプリにアクセスする。
2. Androidアプリのサポートを有効にする
表示されたウィンドウで、「Apps」(アプリ)の項目が表示されるまで下にスクロールし、「Turn on」(オンにする)をクリックする(図2)。
図2
Chrome OSの「Apps」(アプリ)の項目は、「Settings」(設定)アプリからアクセスできる。