日本IBMとキンドリルジャパンは、リコーのデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速に向け、基幹系システムおよびITインフラの開発・保守・運用などに関する高度化を実施したと発表した。
日本IBMは、リコーグループの基幹業務(設計・生産領域を除く)を支えるアプリケーション開発・保守・運用を締結し、キンドリルはITインフラの保守・運用を高度化する長期的なアウトソーシング契約を更改した。
リコーグループは、アプリケーション開発、開発したアプリケーションの保守・運用、ITインフラの保守・運用といったさまざまな分野において標準化や自動化を積極的に採用していく。また、ITのモダナイゼーションを行うこと、で市場の変化に柔軟かつ迅速に対応するためのハイブリッドクラウドへの移行といった、さらなる変革を実施していくとする。
リコー、日本IBM、キンドリルの3社は、2015年から継続してきた長期にわたるパートナーシップを強化。リコーと日本IBMはリコーグループの基幹業務(設計・生産領域を除く)を支えるアプリケーションを、リコーとキンドリルはITインフラの契約を2022年1月から2027年3月まで更改した。