Salesforceは米国時間11月30日、共同最高経営責任者(CEO)のBret Taylor氏が2023年1月31日付で退任すると発表した。もう1人の共同CEOであるMarc Benioff氏は同職を継続する。
Taylor氏は2016年、自らが創業した生産性プラットフォーム企業QuipがSalesforceによって買収された際に同社に加わった。その後、プレジデント兼最高製品責任者(CPO)およびプレジデント兼最高執行責任者(COO)を歴任し、2021年11月に共同CEOに就任していた。
同氏は発表の中で、「Salesforceで過ごした素晴らしい6年間に感謝している」と述べつつ、「熟考した結果、自分の起業家としてのルーツに戻ることを決めた」と説明した。