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「想像力」と「コラボレーション力」でモノ作りの限界を突破--3年ぶりリアル開催の 「3DEXPERIENCE World 2023」 - 18/22

鈴木恭子

2023-02-21 06:30

 リアルイベントはやっぱり“熱量”がケタ違いだった――仏Dassault Systemesは2月9日から4日間、米国テネシー州ナッシュビルで年次イベント「3DEXPERIENCE World 2023」を開催した。このイベントは、同社が提供する3次元設計(3D CAD)/製造ソリューション「SOLIDWORKS」のユーザーを対象としたもので、リアルでの開催は3年ぶりとなる。

 「3DEXPERIENCE」とは、同社が提唱するクラウドベースの製造業向け技術情報共有戦略だ。同社が擁する製品ポートフォリオを、機能(ロール)ごとにクラウド上で提供する。オンプレミス環境での利用が圧倒的に多い3D CADの環境をクラウドに移行し、スムーズな情報共有や設計プロセス全体の効率化を図るのが目的だ。今回のイベントでは、「情報共有」や「コラボレーション」「コミュニケーション」の重要性が強調されると同時に、3D CADを中心とした「バーチャルツイン」の可能性や、人工知能(AI)が設計にもたらすインパクトなどが示された。ここでは4日間のイベント内容を写真とともに紹介する。

オープンソースプロジェクト「OpenR2」のメンバーは、1976年に誕生した映画「スター・ウォーズ」に登場するキャラクター「R2-D2」の“アップデート版”を展示していた。外観デザインは1976年のままだが、内蔵されるメカ部分は最新技術を取り入れる。例えば、レーザー光で離れた場所にある物体の形状や距離を測定する「LiDAR」や、NVIDIAの組み込みシングルボードコンピューター「NVIDIA Jetson」を搭載し、完全な自動走行を目指すという。ちなみにプロジェクトは5年計画で、現在は開発段階。完成は2024年内を目指しているとのことだ

オープンソースプロジェクト「OpenR2」のメンバーは、1976年に誕生した映画「スター・ウォーズ」に登場するキャラクター「R2-D2」の“アップデート版”を展示していた。外観デザインは1976年のままだが、内蔵されるメカ部分は最新技術を取り入れる。例えば、レーザー光で離れた場所にある物体の形状や距離を測定する「LiDAR」や、NVIDIAの組み込みシングルボードコンピューター「NVIDIA Jetson」を搭載し、完全な自動走行を目指すという。ちなみにプロジェクトは5年計画で、現在は開発段階。完成は2024年内を目指しているとのことだ

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