フォトレポート

「想像力」と「コラボレーション力」でモノ作りの限界を突破--3年ぶりリアル開催の 「3DEXPERIENCE World 2023」 - 14/22

鈴木恭子

2023-02-21 06:30

 リアルイベントはやっぱり“熱量”がケタ違いだった――仏Dassault Systemesは2月9日から4日間、米国テネシー州ナッシュビルで年次イベント「3DEXPERIENCE World 2023」を開催した。このイベントは、同社が提供する3次元設計(3D CAD)/製造ソリューション「SOLIDWORKS」のユーザーを対象としたもので、リアルでの開催は3年ぶりとなる。

 「3DEXPERIENCE」とは、同社が提唱するクラウドベースの製造業向け技術情報共有戦略だ。同社が擁する製品ポートフォリオを、機能(ロール)ごとにクラウド上で提供する。オンプレミス環境での利用が圧倒的に多い3D CADの環境をクラウドに移行し、スムーズな情報共有や設計プロセス全体の効率化を図るのが目的だ。今回のイベントでは、「情報共有」や「コラボレーション」「コミュニケーション」の重要性が強調されると同時に、3D CADを中心とした「バーチャルツイン」の可能性や、人工知能(AI)が設計にもたらすインパクトなどが示された。ここでは4日間のイベント内容を写真とともに紹介する。

展示会場で一番目立っていたのが、カナダのExoSapien TECHNOLOGIESが開発した巨大パワースーツの「Prosthesis(補装具)」だ。高さ4m、幅5.5m、長さ5.1mで、重量は4000kgの「世界初で最大の専用オフロード外骨格レーシングメカ」(同社サイトより)といい、今のところ用途はスポーツレーシングだという。SOLIDWORKで設計した。350kgのリチウムイオン電池でツイン交流モーターを動かし、油圧ポンプで足(?)を駆動させる。充電時間は5時間で、通常モードでは1時間、ハイパフォーマンスモードでは20分の稼働が可能。最大1トンまでの物体を持ち上げられる。ちなみに世界最大の4本足外骨格として、ギネス世界記録にも認定されているとのことだ。

展示会場で一番目立っていたのが、カナダのExoSapien TECHNOLOGIESが開発した巨大パワースーツの「Prosthesis(補装具)」だ。高さ4m、幅5.5m、長さ5.1mで、重量は4000kgの「世界初で最大の専用オフロード外骨格レーシングメカ」(同社サイトより)といい、今のところ用途はスポーツレーシングだという。SOLIDWORKで設計した。350kgのリチウムイオン電池でツイン交流モーターを動かし、油圧ポンプで足(?)を駆動させる。充電時間は5時間で、通常モードでは1時間、ハイパフォーマンスモードでは20分の稼働が可能。最大1トンまでの物体を持ち上げられる。ちなみに世界最大の4本足外骨格として、ギネス世界記録にも認定されているとのことだ。

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