Riiのタッチパッド搭載2.4G小型ワイヤレスキーボード。
提供:Adrian Kingsley-Hughes/ZDNET
フルサイズのキーボードを修理の現場に持参していたときのことを覚えている人はいるだろうか。
そんな経験があるのは、筆者だけかもしれない。
動かなくなったコンピューターのトラブルシューティングを試みた結果、キーボードの損傷や動作不良、またはキーボードがないことが原因であることが判明した、という経験を何度もしたので、筆者はキーボードを持参するようにしていた。
時代は変わり、フルサイズの有線キーボードを持ち歩く必要はなくなった。
Riiのタッチパッド搭載2.4G小型ワイヤレスキーボード。
提供:Adrian Kingsley-Hughes/ZDNET
現在は、トラックパッドを搭載する小型の充電式キーボード、具体的には、Riiのタッチパッド搭載2.4G小型ワイヤレスキーボードを携行している。
筆者は数カ月前から、このキーボードを使用している。システムに接続したキーボードに不具合が発生したときだけでなく、スマートテレビなどをセットアップするときにも(Wi-Fiのパスワードやストリーミングサービスなどのパスワードをリモコンで入力する際に使用しなければならない忌々しいオンスクリーンキーボードの物理的な代替品として)非常に便利である。
「Xbox」や「PlayStation」、さらには「Raspberry Pi」での作業にも重宝する。
Riiのタッチパッド搭載2.4G小型ワイヤレスキーボードの技術仕様
- ワイヤレスキーボード、タッチパッド、マウスを備えた多機能性。
- 最大30フィート(約9.1m)の範囲で安定した接続を提供するRF2.4Gワイヤレステクノロジー。
- QWERTY配列の小型フルキーボード。
- 90度フリップデザインの超高感度タッチパッド。
- ポリマーリチウムイオン充電池を内蔵。
- USBドングル/レシーバー。
- キーボードの自動スリープおよびウェイクアップ機能。
- PCやノートPC、スマートテレビ、HTPC、「Android TV」セットトップボックス(STB)、PlayStation、Xboxなどで使用可能。
- HID互換デバイス、ドライバー不要、完全なプラグアンドプレイ。
- 本体サイズは6.00インチ(約15.2cm)×2.25インチ(約5.7cm)×0.50インチ(約1.3cm)。
- 「Windows」「Android」「Linux」をサポート。
このキーボードは、Raspberry Piで使用するのに最適だ。
提供:Adrian Kingsley-Hughes/ZDNET
このキーボードは小さくて軽量だが、驚くほど便利で、反応速度も秀逸だ。小説を書くのに使いたいとは思いないが、スマートフォンやスマートテレビで利用可能な多くのキーボードよりもはるかに優れている。
標準の英数字キーに加えて、「Home」「Page Up/Down」「Volume Control」(音量調整)、「Ctrl+Alt+Dlt」「Esc」「Search」(検索)など、さまざまなキーが用意されている。