GitHubは米国時間7月25日、「GitHub Copilot Trust Center」を発表した。同社のAIプログラミング支援ツール「GitHub Copilot」の仕組みに関する透明性を提供し、企業が生成AIを使った責任ある革新を進められるよう支援する。
同社は、GitHub Copilotを2021年6月に技術プレビューを公開し、2022年6月に一般提供を開始した。それ以来、GitHub Copilotは、開発者の体験を再定義し、生産性とビジネスの成果における満足度に与える影響を明らかにする上で重要な役割を果たしていると同社は述べる。
米国の開発者92%がAIプログラミングツールを業務内外で使用していることが同社調査から明らかになっている。GitHub Copilot Trust Center立ち上げの背景には、企業がGitHub Copilotの利用について理解を深め、不安を解消するのに必要な透明性を得ながら、革新を加速できるようにしたいとの考えがあるという。
GitHub Copilot Trust Centerは、「Resources」ハブの一部として公開され、「GitHub Copilotはユーザープライバシーをどうやって守るのか」「GitHub Copilotが提示するコードはセキュアなのか」といったセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、知的財産に関する質問に対する答えを容易に見つけることができるという。