Zoom、ビデオ会議中にコンテンツを共同編集できる「Notes」を発表

Sabrina Ortiz (ZDNET.com) 翻訳校正: 湯本牧子 吉武稔夫 (ガリレオ)

2023-09-04 11:25

 Zoomは米国時間8月30日、新機能「Notes」を発表した。「Zoom Meetings」で利用できる新たなワークスペースで、ユーザーは会議が始まる前、会議中、会議が終わった後にメモを取れる。

ノートPCでビデオ会議をする人物
提供:Zoom

 Zoomの会議中にメモを取る場合、これまでは多くの人が「Google Docs」や「Microsoft Word」といったサードパーティーのプラットフォームを利用して共有のドキュメントを作成していた。Notes機能を使えば、会議とメモを切り替える必要がなくなり、すべてをビデオ通話内で完結できる。

 会議中、ユーザーは会議画面のナビゲーションバーから、以前に作成したメモを開いたり、新しいメモを作成したりできる。そこで共有セッションを開始すると、チーム全員がリアルタイムで共同作業をしながら会議を進められる。

Zoom会議の画面
提供:Zoom

 Notes機能は会議の準備にも役立つ。事前にアジェンダを記載したメモを作成して同僚と共有できるためだ。会議後にはメモを追加して、内容を確認する必要がある人と共有することもできる。

 プレスリリースによると、Notesのインターフェースは他の一般的なメモアプリと似ており、フォント、スタイル、箇条書き、画像、リンクなどを使ってドキュメントを整理できる強力な編集機能を備えているという。

 Notesの最大のメリットは、すべてのユーザーが追加料金なしで利用できることだ。この機能は、今後数週間以内に提供開始される。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]