ピーカチとNECは、東京・大阪の6つの飲食店舗において、顔をかざすとポイントがたまる・使える「顔パスポイントサービス」を開始したと発表した。NECによると、顔認証によるハウスポイントの顧客管理/ポイントシステムは国内初だという。
顔認証でポイントをためる・使う様子
同サービスは、ピーカチが提供するクラウド型顧客管理/ポイントサービス「P+KACHIシステム」とNECが提供する生体認証によるID連携サービス「Bio-IDiom Services ID連携」を組み合わせたもの。P+KACHIシステムの導入店舗は約5000店、会員は約1000万人に上る。
P+KACHIシステムの利用会員は、会員サイト上で自身の顔登録を事前に行う。会計時、店頭に設置されたタブレットで顔認証を行うことで、スマートフォンを取り出して会員証を提示することなく、ポイントを活用できる。会員にとっては利便性が高く、スムーズな会計が可能となるとともに、導入店舗は他の業務に対応する時間が増え、店舗全体の効率化や顧客満足度の向上が期待される。両社は今回の先行導入を踏まえ、サービスの改善・機能拡充を行い、導入店舗の拡大を目指すとしている。
※クリックすると拡大画像が見られます