三重県は、職員7500ユーザーが利用するコミュニケーション基盤を「Microsoft 365」環境へと移行した。同環境の設計、導入、移行、運用をトータルサポートしたアルファテック・ソリューションズが発表した。
このコミュニケーション基盤は、三重県が2023年7月末に運用を開始した「三重県DX推進基盤」の構成要素の1つ。Microsoft 365の採用により、グループウェアやメールシステムの利便性の向上、セキュアなインターネット接続とクラウド活用が実現したという。
三重県DX推進基盤の全体像
三重県DX推進基盤の構築では、三層分離のネットワークについても「αモデル」から「β'モデル」に移行し、デジタル化による業務の生産性向上および新たなデジタル変革へのチャレンジといった課題に取り組むこととなった。そこで新たなコミュニケーション基盤の整備に最適なシステムとしてMicrosoft 365を採用したという。
アルファテック・ソリューションズは、今回の環境構築において職員向けのトレーニングや利用ガイドづくりなどもサポートしている。