LegalOn Technologiesは、AI契約審査プラットフォーム「LegalForce」の「Microsoft Copilot for Microsoft 365」(Copilot for Microsoft 365)向けプラグインを、2024年内を目処に提供開始する。
Copilot for Microsoft 365は、OpenAIの「GPT-4」をベースにした大規模言語モデルをMicrosoftの「Office」アプリケーション上で使える機能を提供している。
LegalOn Technologiesでは、最初に、Copilot for Microsoft 365のうち「Microsoft Teams」向けのプラグインを2024年内に実装する。これにより、Copilot for Microsoft 365とLegalForceを利用するユーザーはLegalForceを別途ブラウザで立ち上げる必要はなくなる。そのうえで契約レビューやひな形の検索が可能になり、Microsoft Teams上で契約審査業務を進められる。
LegalForceはAI契約審査プラットフォームとして、契約書をアップロードするだけで契約書に潜むリスクの見落とし防止をサポートする。このほか、契約書や条文のリサーチ、校正、ナレッジ共有、案件管理、新旧対照表作成、契約書対応件数集計などの機能を有する。さらにChatGPTを活用した契約書の修正文案の提案機能なども提供する。2023年12月時点で3500社を超える企業・法律事務所で利用されている。