サイボウズ、クラウドサービス料金を値上げ--大企業向けプラン新設も

ZDNET Japan Staff

2024-05-30 16:51

 サイボウズは、11月1日にクラウドサービス「kintone」「サイボウズ Office(クラウドサービス版)」「Garoon」「メールワイズ」の価格体系を改定すると発表した。また7月8日にkintoneで大規模導入向けの新プラン「ワイドコース」を開始する。

 新たな価格体系では、1ユーザー当たりの月額料金を100~300円程度値上げし、最小契約ユーザー数をkintoneで5ユーザーから10ユーザーに、クラウドサービス版のメールワイズで2ユーザーから5ユーザーに、それぞれ引き上げる。

 改定理由は、「運用や開発をはじめとした運営全体への投資を拡大し、より良いサービスを提供していくため」(同社)という。

主な変更内容(出典:サイボウズ)
主な変更内容(出典:サイボウズ)

 kintoneの「ワイドコース」は、最小契約ユーザー数を1000ユーザー以上とする組織向けの新プランで、kintoneで利用可能なアプリ数の上限を3000アプリ、スペース数の上限を1000スペース、1日当たりのAPIリクエスト数の上限を10万件とする。また、ワイドコース専用の拡張機能も提供し、第一弾ではポータル機能の強化、承認履歴機能、プロセス管理機能、作成したアプリの分析・管理機能をそろえる。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    サイバー攻撃の“大規模感染”、調査でみえた2024年の脅威動向と課題解決策

  4. セキュリティ

    IoTデバイスや重要インフラを標的としたサイバー攻撃が増加、2023年下半期グローバル脅威レポート

  5. セキュリティ

    従業員のセキュリティ教育の成功に役立つ「従業員教育ToDoリスト」10ステップ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]