インサイトテクノロジーは7月21日、チューニングアドバイス機能を強化したOracle性能監視ツールの新版「Performance Insight 5.3.2」を発売した。
Performance Insightは、2005年4月現在で4700ライセンス以上の導入実績、アジア諸国で200ライセンスを超える販売実績をもつOracle性能監視ツールだ。Oracleデータベースサーバを常時監視して管理者にシステム情報を報告、パフォーマンス劣化の原因特定から改善のためのデータや手順の提示し、チューニング作業にかかる時間を大幅に削減できる。トラブル発生時の原因究明用のツール群も完備され、緊急時も迅速に対応できる。
今回出荷される新バージョンでは、Oracleデータベースのチューニングアドバイスを提供する「評価レポート」や、アプリケーションチューニングを支援する「SQL Minder」の機能を強化した。これにより、大規模システムに数百個存在するIndexの中から未使用のIndexを自動的に検知して対処方法をアドバイスし、DISK I/OやLock処理などの待ちが発生した際に実行されたパフォーマンスを劣化させるSQL文の特定も可能となった。
価格はOracle SE版が80万円から、Oracle EE版が120万円からとなっている。