オープンソース・ジャパン(OSJ)とアシストは9月26日、オープンソースを基盤にした情報活用ソフト分野で業務提携したことを発表した。
業務提携の第1弾として、アシストのビジネス・インテリジェンス(BI)ソフト「WebFOCUS」を「LAMP」(Linux、Apache、MySQL、PHP)環境上に対応させた「BI on LAMP」をOSJが9月26日から販売を開始した。BI on LAMPを導入後の支援もOSJが担当する。OSJは今後1年間で、BI on LAMPの導入企業数30社、導入後の支援サービスを含めて年間1億円の売り上げを目指す。
BI on LAMPは、Red Hat Enterprise Linux ESに対応。価格はWebFOCUSのライセンス、年間使用料、インストール作業費とLAMP環境構築費も含めて約341万円となっている。OSJは、既存のBIソフトより安価なBI on LAMPを中小企業向けに販売していく。
両社は今後、BI on LAMPを中心にハードウェア・ベンダーやソフトウェア・ベンダー、SI企業などのパートナーとの連携を推進していき、パートナーの持つ特定業種向けの業務ノウハウを反映したテンプレートをBI on LAMPに対応させていく。