DNP、非接触ICカード利用のセキュリティシステムを販売--予算に合わせて4種類用意

エースラッシュ

2005-10-18 18:39

 大日本印刷(DNP)は10月18日、非接触ICカードや入退室管理システム、デジタル監視カメラ、PCセキュリティソフトなどを組み合わせたオフィスセキュリティシステムを10月24日からパッケージ販売すると発表した。

 販売するシステムは、予算やセキュリティレベルに応じて4種類となっている。それぞれの特長は以下のとおり。

  • パック1
    非接触ICカード(FeliCa)と入退室管理システムの組み合わせ。扉に電気錠とICカードリーダを取り付け、従業員は、ICカードを利用し入退室をする。入退室管理システムは、LAN接続されたPCから、リアルタイムにモニタ可能。
    参考価格は非接触ICカード100枚、入退室管理システム1ドア分で200万円。
  • パック2
    パック1の内容にデジタル監視カメラを追加し、情報漏洩事故の際に追跡調査を可能とする。
    参考価格は非接触ICカード100枚、入退室管理システム1ドア分、デジタル監視カメラ1ドア分で285万円。
  • パック3
    パック2にPCセキュリティソフト「エンドポイントセーバー」とICカードリーダを追加。エンドポイントセーバーを利用することで、あらかじめ登録された従業員以外PCを起動できない。また、ICカードリーダからICカードを取り外すと、画面表示を停止し、キーボードやマウス操作をロックするため、第三者による情報閲覧や情報持ち出しを防止する。
    参考価格は非接触ICカード100枚、入退室管理システム1ドア分、デジタル監視カメラ1ドア分、PCセキュリティソフト10ライセンス、ICカードリーダライタ10台で290万円。
  • パック4
    パック3にICカード即時発行機を追加した構成。発行機により、カードの紛失、社員やアルバイトに対するカード追加発行時などに対応する。
    参考価格は非接触ICカード100枚、入退室管理システム1ドア分、デジタル監視カメラ1ドア分、PCセキュリティソフト10ライセンス、ICカードリーダライタ10台、ICカード即時発行機1台で570万円。

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