ZigBeeを利用したメッシュ型センサーネットワークシステム--NECエンジニアリングが開発

エースラッシュ

2005-11-15 18:20

 NECエンジニアリングは11月15日、「ZigBee温湿度センサーモジュール」およびZigBeeのリレー通信機能/アドホック機能を使用して、メッシュ型ネットワークの構築を可能としたセンサーネットワークシステムを開発したと発表した。

 このシステムでは「ZigBee対応温湿度センサーモジュール」を測定エリアに複数配置し、収集した情報をメッシュ型ネットワークを利用して伝送することができる。通信ルート途中の端末が機能しない場合でも、別ルートを迂回して通信が続けられるメッシュ型ネットワークを利用可能になっているため、信頼性の高い情報収集が行える。また、特別なインフラを必要とせず、安価かつ容易にネットワークが構築できるため、用途に合わせてセンサーを組み替えることで幅広い分野への応用が可能だとしている。

 同社は今後もZigBeeアライアンスの動向と同期して、ZigBeeを利用したセンサーネットワークシステムの実用化に向けて取り組むという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    量子コンピューターの実用化がもたらす脅威とは?既存の暗号資産を守る“4つのステップ”を徹底解説

  2. セキュリティ

    攻撃者がクラウドを標的にする仕組みとは? CrowdStrikeのレポートから考察する

  3. 経営

    「作って終わり」のマニュアルを「活用される」マニュアルにするためには?

  4. セキュリティ

    脱「PPAP」で考える、重要なファイルを安全に送付・共有する最適解とは?

  5. コミュニケーション

    Slack 導入事例集 2023:伊藤忠テクノソリューションズはいかに営業チームを1つにまとめたのか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]