コンピュータ・アソシエイツ(CAジャパン)は11月29日、三ッ森隆司社長が11月30日付で退任することを発表した。後任の社長は暫定的に米CA(旧Computer Associates)のJohn Ruthven上級副社長が務める。
三ッ森氏は、相談役としてCAジャパンに残り、後任社長の選任を進めていく。Ruthven氏は2004年6月から、米CAでアジア太平洋・日本を担当している。
- 12月から暫定的に社長を務めるJohn Ruthven氏
暫定社長に就任するRuthven氏は「グローバルなビジネスを展開する大企業を多く抱え、高度に発達した市場である日本は、アジア地域の成長を支える中心的存在です。これまで競争の激しい日本市場でCAジャパンをリードしてきた三ッ森が、今後もCAのビジネスに関わることは、われわれはもちろんのこと、強固なリレーションシップを培ってきた日本のお客様、パートナー様にとっても大きなメリットになると確信しています」とコメントしている。
CAは2005年4月に経営陣を刷新し、セキュリティとシステム管理に社内リソースを集約している。また10月には、アジア太平洋・日本を統括するヘッドクオータを香港に設立している。