日本オラクルと帝国データバンク、与信情報の一元管理システムを提供

ニューズフロント

2006-03-28 16:06

 帝国データバンクと日本オラクルは3月28日、企業の与信情報一元管理システムを発売すると発表した。日本オラクルのデータ統合ソフトウェア「Oracle Customer Data Hub」と、帝国データバンクの企業概要データベース「COSMOS2」を組み合わせて提供する。企業グループ全体の取引先状況、債権残高の把握や、企業内に散在する顧客情報の共有化といった用途に向ける。

 与信限度額算出表や債権、債務管理表など、表計算ソフトや会計システムが扱う情報をデータベース上で統合。これに帝国データバンクが提供する、取引先企業の業績、株主、仕入先、得意先、取引銀行、1年以内の倒産確率といった情報を組み合わせ、社内外の顧客情報基盤を一元化する。また与信設定のための各種係数設定や、与信限度額などの自動算出も行なえる。

 このほか情報アクセスレベルに応じた参照権限の設定機能を備え、営業管理システムや顧客分析システムと容易に連携できるという。システム構築を手がけるCSKシステムズが導入サポートを行なう。価格はOracle Customer Data HubとCOSMOS2のみの最小構成で980万円から。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]