マカフィー、SiteAdvisorを買収--サイトの危険性を警告する機能を強化へ

文:Dawn Kawamoto(CNET News.com)
翻訳校正:河部恭紀(編集部)

2006-04-06 15:35

 セキュリティ企業のMcAfeeは、SiteAdvisor(本社:マサチューセッツ州ボストン)を買収し、アクセス前にユーザーを危険性のあるウェブサイトから保護するための機能を強化する。

 SiteAdvisorのプラグインソフトは、サイト検索中のユーザーに対し、検索結果にスパイウェアやアドウェア、スパム、ブラウザ攻撃などの危険性の有無を知らせる。検索結果の横に、そのサイトの安全度が「赤、黄、緑」のアイコンで表示される仕組みだ。

 同プラグインソフトはGoogleとYahooとMicrosoft MSNで利用可能。ブラウザのツールバー上に小さなボタンとして表示される。

 McAfeeはこれを多くの既存顧客だけでなく、企業向けに売り込むことも狙っている。

 McAfeeのチーフサイエンティストのGeorge Heron氏は、「このユニークな技術により、McAfeeの脅威データベースは、新たな次元の能力と価値を加えることになる」と述べる。

 今回の買収について金銭的な条件は明らかになっていない。

この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]