マイクロソフトは5月24日、次期オフィススイート製品「the 2007 Microsoft Office system」日本語版ベータ2の提供を開始した。ウェブサイトから無償でダウンロードできる。
2007 Office systemのうち、ExcelやWordなどのデスクトップ製品は、新たに「結果指向型ユーザーインターフェース」を採用した。高度なグラフィック処理に対応した新エンジンや、標準的なデータ交換を可能にするXML文書フォーマットにより、マイクロソフトは「さらなる使いやすさと生産性を実現する」としている。
また、サーバ製品としては、企業における規制順守やワークフローなどに対応するよう強化した「Microsoft Office SharePoint Server 2007」や、フォームソリューションを実現する「Microsoft Office Forms Server 2007」を新たに追加し、「企業規模でのコラボレーション、エンタープライズコンテンツ管理、ビジネスインテリジェンスなどの、ソリューションプラットフォームを提供する」(マイクロソフト)。
日本語版ベータ2は、Office Forms Server 2007を除き、CDおよびDVDキットとしても提供する。同キットの価格は実費1575円で、6月中旬以降に発送を始める予定だ。