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J-SOX時代には「知的」なストレージマネジメントが求められる--日本CA - (page 3)

柴田克己(編集部)

2006-07-26 17:35

--ユーザーは、どのような対応が必要なのでしょうか。

 ITの総保有コストに対するストレージの占める割合が高まっている現状において、中でも効果が高いのは、メールアーカイブやメッセージングシステムに対するマネジメントだと考えられます。

 今や、電子メールシステムは、企業にとってミッションクリティカルな情報の保管庫となりつつあり、企業の知的財産に関する大きな問題を抱えています。全社の意思決定にかかわるような重要な情報がメールサーバに蓄積されるケースは増えつつあるのですが、従来のバックアップシステムでは、データのリトリーブに大きな手間がかかります。

 またそれ以前に、企業内で電子化されるデータ量は加速度的に増加しており、増大する電子メールボリュームとその保存をどうすべきかといった問題もあります。法規制や罰則の強化、訴訟の増加といった問題も加わってきており、メッセージシステムに対するより高度なアーカイブソリューションが必要とされているのです。

 さらに、ITガバナンスの観点からは、ROIの明確化、法令違反などによって発生するコストの低減、IT管理コストの削減、加えて、生産性の向上やメッセージングシステム自体のパフォーマンス向上などを求める声が上がっています。「ストレージマネジメント」と言っても、その範囲は以前とは比較にならないくらいに広がってきています。

--そうしたニーズに対して、CAではどのような解決策を提供しますか。

 CAでは、「CA Message Manager」と呼ばれる製品を核にしたソリューションを新たに提供しています。これは、各社のストレージハードウェア、電子メール、メッセージングシステム、そして、特に海外ではビジネスに利用される機会が多くなっているインスタントメッセージ(IM)に対して、統合されたアーカイブ、メールボックス管理、検索、監査の機能を提供するものです。

 メールボックスは、Lotus Domino、Microsoft Exchange、Novell GroupWise、IMはAOL、MSNなどを含めたすべてのプラットフォームに対応可能です。高いスケーラビリティが特徴で、1日あたり数百万件、数百ギガバイト単位のメッセージ容量にも対応することができます。また、キーワードと自然言語処理の組み合わせによる強力なコンテンツ分析、検索の機能も用意されています。

 この製品は、米国で昨年の10月に買収したiLuminの技術がベースです。今まで、CAがBrightStor ARCServeによって提供してきたバックアップ、リカバリの機能だけではカバーできなかった分野を補完するソリューションとなっています。現在、日本語化の作業を進めており、今後国内でも提供していく予定です。

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