第1回:まずはSolaris 10をインストール!--Solaris 10で行こう! - (page 3)

福田昌弘

2006-11-16 17:48

実際のインストール作業は見慣れたウィザード形式

 ここまでの作業を終えると、Windowsなどで見慣れたウィザード形式によるインストール作業になる。

Solaris 10導入(その5) 利用環境をウィザード形式で指定。

 画面サンプルからもわかるように、このウィザード形式によるインストール作業では、Solaris 10の利用環境を指示していく。具体的には、ネットワーク、Kerberos、ネームサービス、日付と時刻、rootのパスワード、電源管理に関する項目を順に設定していく。

 このうちネットワークに関する項目では、ネットワークへの接続の有無、DHCP使用の有無、ホスト名、IPアドレス、サブネットマスク、IPv6使用の有無、デフォルトルートを順に指定する。また、ネームサービスとしては、NIS+、NIS、DNS、LDAPのいずれかが指定できる。

 ウィザード形式によって利用環境に関する各項目を指定し終えると、その内容がインストールプログラムによって確認され、実際にSolaris 10をインストールするウィザードが表示される。

Solaris 10導入(その6) メディアの指定などインストールの準備。

 このウィザード形式のインストール作業では、インストールメディアの指定、ソフトウェアライセンス契約書への同意を行った後に、インストール形式を選択する。今回は、マシンにSolaris 10のみをインストールするため、[デフォルトインストール]を選択する。

 ちなみに、WindowsやLinuxなどの他のOSもインストールして状況に応じて使い分けるときには、[カスタムインストール]を選択する。他のOSとのデュアルブート環境の構築方法については、次回以降に取り上げるつもりだ。

Solaris 10導入(その7) マシンを他のOSと共用したりアップグレードするときに[カスタムインストール]を選択。

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