日本ビジネスオブジェクツは2月20日、中堅企業向けビジネスインテリジェンス(BI)スイートの第1弾として「Business Objects Crystal Decisions」のスタンダードエディションの出荷を開始した。
新製品は、レポーティング、クエリ、分析、ダッシュボードの機能を搭載。日本語を含む12カ国語に対応する。今回のCrystal Decisionsは、同社の「BusinessObjects XI」プラットフォームと同じコードベースで構築されている。
税別価格は5CALあたり280万円から。年間売上高300億円以下、従業員数1000人未満の企業を対象に提供する。
同社では2007年中に、Crystal Decisions製品ラインの一環として、プロフェッショナルエディションとプレミアムエディションを追加提供する予定だ。
プロフェッショナルエディションは、スタンダードエディションの機能すべてにデータ統合機能を加え、意思決定の材料となるデータの信頼性を強化する。一方のプレミアムエディションでは、高度なメトリックやスコアカードなどが追加され、業績管理機能が充実するという。