ミラポイントジャパンとシーティーシー・エスピー(CTCSP)は4月23日、駒澤大学の全教職員・学生、約2万2000人が使用するメールシステムの再構築で、ミラポイントの最新製品が採用されたことを発表した。
今回採用されたのは、メッセージアプライアンスサーバ「Mirapoint Message Server M5000」およびメールセキュリティアプライアンスサーバ「RazorGate 500」。今回の拡張は、ディスク容量の増強を図って行われた。これまでの実績のほか、管理工数の軽減、冗長性、セキュリティ機能によるスパムメールの減少などを評価した。
新システムは、M5000を4台で2セットのクラスタ構成により可用性を高め、アンチウイルス、アンチスパム、LDAP連携を強化し、セキュアかつ管理の容易なメール基盤として構成されている。IMAP4導入によるデータの集中管理を見据えて、1ユーザーあたりのスプール容量を30Mバイトから100Mバイトに増やしている。
駒澤大学は、2001年までオープンソース製品を使用していたが、これをミラポイント製品に切り替え、これまで6年間にわたりミラポイント製品を使用してきている。なお、今回のシステム導入・サポートはCTCSPと伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が担当している。