図研ネットウエイブは5月28日、同社が一次代理店を務めるカナダのWedge Networks製高速コンテンツ検査エンジン「Subsonicスキャン・エンジン」の日本市場における販売を開始した。
Subsonicスキャン・エンジンは、ネットワークベースのコンテンツインスペクション(Network Based Content Inspection:NBCI)により、ネットワークにおけるアンチスパムとアンチウイルスのスキャン性能を向上させてくれる。現行の分析と過去セッションの結果を関連付けることで、効率的で高精度なNBCIスキャン・セッションを可能にするという。
また、ペイロード検査の「スループット上のボトルネック」を取り除くことで、広く普及しているソフトウェアの新リリース、デジタル画像、ビデオあるいはその他の圧縮コンテンツがリリースされた際の、大量の一時的コンテンツのアップロードおよびダウンロードによる影響を軽減することができる。
Subsonicスキャン・エンジンは、セキュリティアプライアンス「BeSecure」に搭載され、企業・プロバイダ向けに図研ネットウエイブから販売される。価格は280万円から。