NEC、環境アニュアルレポート2007を発行--CO2排出量で2010年度の業界目標をすでに達成

CNET Japan Staff

2007-06-14 18:47

 NECは6月14日、2006年度の環境活動結果を取りまとめた「NEC環境アニュアルレポート2007」を発行した。同レポートは、NECグループ(連結子会社342社)の活動を広く社会に公表すると共に、活動の信頼性や透明性を高めることを目的に、毎年6月に発行しているもの。今年度で11回目の発行となる。

 2006年度の主な活動実績と2007年度中期目標の概要としては、2006年度のGHG総排出量は226.2万トンで、前年度比4.1万トン(1.8%)削減。また、エネルギー起源のCO2排出量(原単位)は、1990年度比-57%で、電機/電子4団体統一目標値(2010年度に1990年度比-28%)を既に達成している。

 また、2006年度 環境活動特集ハイライトとしては、電気自動車用リチウムイオン二次電池の開発や使用済み製品3R事業のコンプライアンス体制の強化、社内環境基金による戦略的な環境投資、モニター用太陽光発電システムを開発(北米)などが報告されている。

 同社では、ウェブによる新しい環境報告の方向性を検討しており、その基盤を作ることを目的に、冊子での配付をやめ、2005年度よりウェブサイトのみで参照可能にしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]