エス・エス・ジェイ(SSJ)は6月29日、内部統制ソリューション「QPR J-SOX」に、文書化作業を効率化するためのテンプレート「QPR J-SOX SuperStream テンプレート」を追加、販売を開始した。価格は1モジュールあたり30万円になる予定。
QPR J-SOXでは、文書化の作業や有効性評価を効率的に行うツールをはじめ、会計士グループが作成した内部統制に関する標準的な業務フローと想定されるリスクがあらかじめ定義された標準テンプレートが提供されている。
ユーザーは、その標準テンプレートを自社の業務に合わせて変更し、リスクに合わせた統制行為(コントロール)を追加記述することで、自社の業務フロー、業務記述書、リスクコントロールマトリックスからなる、いわゆる文書化3点セットを作成できる。
今回追加されたテンプレートでは、SuperStreamのIT業務フローや統制機能などを文書で提供し、QPR J-SOXの標準テンプレートのリスクに対するコントロールとのひも付けが行われている。
適用業務は、会計・決算業務、現金出納、仕入購買、卸売販売となっている。