NECは9月10日、「StarOffice」シリーズの新製品となる「StarOffice X」シリーズの販売活動を開始したことを発表した。10月5日から出荷を開始する。今後3年間で2500システムの販売を見込む。
StarOffice Xでは、Ajaxを全面採用するとともに、ウィジェットを自由に配置できることで、ユーザーごとに作業環境をカスタマイズできる。
またブログやRSSなどのWeb 2.0系ツールを組み込むことも可能(ブログ機能は12月に発売予定)となっている。マッシュアップ機能も搭載しており、ネット上のサービスや基幹系システムのサービスと組み合わせることができるようにもなっている。
2008年中に提供予定となるが、ネットワーク型に関連づけられた検索機能によって、情報管理基盤の機能も提供できるとしている。利用者管理や証跡ログなどの内部統制対応支援ツールも搭載されている。製品と税別価格は以下の通り。
- Standard
グループウェアの基本機能に加え、EIP・文書管理機能、統合操作環境をオールインパッケージで提供。50ID〜
80万円〜 - Enterprise
Standardに、エンタープライズレベルの拡張性と信頼性機能を提供。12月提供予定。100ID〜
1980万円〜 - ウィルススキャン(InterScan版、GroupShield版)
メールやキャビネットなどのウイルスチェックを行う
27万8000円 - AuditManager
内部統制構築支援ツール。12月提供予定
500万円〜