考えたことを行動にうつせる選択肢を提供する--テラデータCEOが語る日本市場

山下竜大(編集部) 2007年10月11日 21時14分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 10月10日、Teradata Corporationがネバダ州ラスベガスで開催している「2007 Teradata Partners Confarence & Expo」の会場で、Teradataの社長兼CEO(最高経営責任者)であるMichael F. Koehler氏に同社の現状や今後の戦略、そして日本市場の展開などについて話しを聞いた。

--NCRブランドに頼れなくなった今、単独の会社としてどのようにTeradataブランドをグローバルに確立しようと考えていますか。

 特別なグローバル戦略は考えていません。国によって多少ブランド力の差はあるかもしれませんが、特に米国ではTeradataのブランド力は高いのです。各国でそれぞれの取り組みを行っていくことになるでしょう。

 米国では分社化についてかなり多くのメディアに取り上げられています。ですから分社化に対する認知度はかなり高くなっています。またTeradata Partnersでは、SAS Instituteとのパートナーシップを発表しましたが、このことについてもかなりカバーされています。

 米国でTeradataブランドが高いのは、マーケティングや宣伝広告はもちろんですが、市場のシェアが非常に高いのがその理由です。また、我々のエンタープライズデータウェアハウス(EDW)というアーキテクチャも市場から高く評価されています。

--分社化後、初めて開催されたTeradata Partnersですが顧客やパートナーの反応はいかがでしょう?

 分社化については2007年1月に発表しています。その時点から、顧客、パートナー、業界アナリストのいずれからも好意的に評価されています。特に、顧客やパートナーからは、今後TeradataがEDWビジネスに、よりフォーカスできるということで評価されています。

 Teradataは、歴史的に見ても“顧客第一主義”を貫いてきた会社です。たとえば、研究開発では、顧客のフィードバックをもとに行ってきました。

 また、Teradata Partnersは、Teradataが運営しているカンファレンスではなく、ユーザー会が運営しているカンファレンスであるということも重要なポイントです。今回のカンファレンスに過去最高の3800名以上が来場したことが分社化の評価だと思います。

--SAS Instituteとのパートナーシップの重要性について聞かせてください。

 SASは、データマイニングやモデリング、分析アプリケーションなどにおいて、非常に奥深いソリューションを提供している企業です。SASが得意とする分野は、Teradataにとっても非常に有効な分野です。一方、我々の得意とする分野は、SASにとって有効な分野でもあるのです。

TeradataのMike Koehler氏 「保守的な日本企業に、いかにTeradataを理解してもらうかが重要」とTeradataのCEO、Mike Koehler氏。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
企業決算を追う
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化