Oren Eini氏は10月26日、.NET Frameworkで動作するモックオブジェクトフレームワーク「Rhino Mocks」の新バージョン「Rhino Mocks 3.3」をリリースした。
Rhino Mocksは、.NET Frameworkで動作するモックオブジェクトフレームワーク。このツールを用いることで、テストを行う際にしばしば必要となるモックオブジェクトの作成を動的に行うことが可能になる。モックオブジェクトフレームワークにはいくつかの種類があるが、Rhino MocksはEasyMock.NETのようなRecord&Replayのモデルと、NMockのような予想ベースのモデルとのハイブリッドアプローチを採用している。
今回リリースされた新バージョンでは、戻り値がないメソッドを戻り値があるメソッドと同じ方法で呼び出せるようになったほか、MarshalByRefObjectクラスを継承したモッククラスに対してリモートプロキシを利用できるようになった。そのほかにも、いくつかの機能が改善されている。