JavaによるRubyの実行環境「JRuby」は目下パフォーマンス向上に取り組んでいる。すでに大幅な速度向上を実現しているが、今回「鬼車」を取り込むことでさらにその勢いが加速しそうだ。
27日(米国時間)、JRuby trunkにJoniがマージされた。JoniはC言語で実装された正規表現ライブラリ「鬼車」をJavaで実装したもの。これまでJRubyでは正規表現の処理が性能のボトルネックになっていたが、鬼車の力を取り込むことでこれを解消する。
JRubyの次期バージョンのリリース時期はまだ明示されていないものの、実行速度に非常に期待できそうだ。