社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は12月10日、SaaS(Software as a Service)によるビジネスモデルをユーザーが体験する「SaaSビジネスモデル実証実験」を、2008年3月中旬までに行うと発表した。
今回の実証実験は、CSAJが2006年に設置した「SaaS研究会」の活動の一環として提供するもの。ユーザーが実際にSaaSを利用して、業務の効率化や業務の負荷の測定、課題の発掘、価格感の把握などを行うための実証実験環境を構築し、サービスを提供する。
実証実験では、SaaSプラットフォームとして、きっとエイエスピーが提供する、米Jamcrackerの「PivotPath」を利用。モニター期間中は、「弥生会計07プロフェッショナル」など、約20種類のビジネス向けソフトが無料で提供される。
実証実験では、12月25日までモニターの募集を受け付ける。参加は、ネット接続環境があるユーザーならだれでも可能で、モニター実験に関するアンケートへの回答が必須の条件となる。