Microsoftは、次の月例パッチ公開日である米国時間3月11日に、Officeの脆弱性に関する4つの緊急のセキュリティ情報を公開する予定であると発表した(訳注:日本では3月12日に公開予定)。
Microsoftが3月6日に公表したセキュリティ情報では、Officeにはリモートでコードが実行される緊急の脆弱性が存在し、これらは定期的に攻撃の対象となっていると述べられている。
- 第1のセキュリティ情報は、緊急のMicrosoft Office Excel 2000に関するものであるとされており、これは1月に発見され、2月にはパッチが提供されなかったExcelの脆弱性に対処するものかもしれない。
- 第2のセキュリティ情報は、Microsoft Office Outlook 2000、2002、2003、および2007の緊急の脆弱性に関するものだ。つまり、Outlookを使っている人は注意を払うべきだ。
- 第3のセキュリティ情報は、Microsoft Office 2000(SP3)のリモートでコードが実行される脆弱性を修正するものだ。
- そして、Microsoftが提供する最後の第4のセキュリティ情報は、Office 2000(SP3)のウェブコンポーネントに関するものだ。
Microsoftは他のバージョンのOfficeやExcelについて、セキュリティ情報では緊急度を重要としている。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ