アイログは6月6日、.NET向けグラフィックスツールキットの最新版となる「ILOG Diagrammer for .NET 1.5」と「ILOG Gantt for .NET 3.5」の販売を開始したことを発表した。税別価格はDiagrammer for .NET 1.5が43万円から、Gantt for .NET 3.5が26万円からとなっている。
両製品は、Windows上でリッチインターネットアプリケーション(RIA)開発を支援するものであり、特にダイアグラムとガントチャートでインタラクティブな操作と豊かな視角効果を実装することができる。
今回の最新版では、Diagrammer for .NETが、.NET Framework 3.0に含まれる、高度なGUIを実現するグラフィックサブシステムである「Windows Presentation Foundation(WPF)」をサポートし、Gantt for .NETが、RIA開発フレームワークである「ASP.NET AJAX」をサポートする。
また、統合開発環境である「Microsoft Visual Studio 2008」を新たにサポートしている。これにより、開発者は使い慣れた.NET開発環境上でほかのツールやプログラミング言語を使わずにコードを生成できるだけでなく、専用のデザインツールやツールボックス類、各種のウィザード、オンラインマニュアルにアクセスできることがなどが特徴になっているという。
Diagrammer for .NET 1.5では、高度なダイアグラムとダッシュボードの画面を作成、これらをWindowsフォーム(デスクトップ用)とウェブフォーム(ウェブ用)両方のアプリケーションの内部に統合することが簡単に行えるという。また、設定不要で使用できるWPFエレメントが付属しており、エンティティ−リレーション(ER)ダイアグラム、ネットワーク・トポロジ、業務プロセスなどのグラフィカルな画面表示を簡単に開発できるとしている。同製品では、Visual Studioや「Expression Design」、動画、アニメーションなど、そのほかのWPFツールを用いたWPFのメリットを開発に活用することができるようになっている。
Gantt for .NET 3.5では、ASP.NET AJAXをサポートすることで、プランニングやスケジューリング向けASP.NET AJAX用コントロールを組み込んで、RIAを簡単に開発することができるようになっている。プロジェクト関係者のあいだで、プロジェクトの構築・運営・変更などの緊密な連携が可能になるという。プロジェクトの編集機能と可視化機能はブラウザから利用可能で、プロジェクト管理ソリューションやプロジェクト・ポートフォリオ管理ソリューションでの連携を支える中核的要素となるとしている。