Microsoftの「Office Live」を担当するコーポレイトバイスプレジデントであるRajesh Jha氏が今度から「Microsoft Exchange」も率いることになった。(この情報の提供についてはMicrosoftのブロガーであるEileen Brown氏に感謝する。)
Brown氏が指摘するとおり、これはゴシップに拍車をかける単なる組織図変更である以外はほとんど何でもないのかもしれない。それとも、MicrosoftのOffice Live戦略という意味で、新しい何らかの取り組みを示唆するものかもしれない。
簡単に復習すると:Office Liveは、消費者と小規模企業を対象としたサービスグループであり、Officeの付属品として意図されている。Office Live製品は、Microsoft Officeのウェブ版またはその構成要素ではない。現在Office Liveのラベルが使われている製品としては「Office Live Workspace」(2008年末までにベータ版から最終版に移行する見込み)「Office Live Small Business」「Office Live Groove」そして「Office Live Meeting」がある。
Microsoftがホストしている企業レベルの製品では「Online」というブランド名が使われている。「SharePoint Online」「Exchange Online」「Business Productivity Online」そして「Office Communications Online」は、そのようなファミリーの一員である。これらのいわゆる「Business Online」サービスのトップを務めるのはコーポレイトバイスプレジデントのBob Kelly氏である。
そうするとなぜExchangeがOffice Liveの担当者の下に移行することになるのか?筆者はMicrosoftにコメントを求めたがまだ返事は得られない。誰かこれについて仮説や考えはありますか?筆者の予想はこうだ:この動きは、Microsoftが来週のProfessional Developers Conferenceで準備している何らかのOffice関連の発表と関係しているのかもしれない…。
他方で多少関連した話として、LiveSideがMicrosoftは「Live Search」を「Windows Live Search」と改称するのかもしれないと指摘している。うーむ。筆者は「Bing」のほうがよかった…。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ