編集部からのお知らせ
RPA導入、もう1つのポイント
「ニューノーマルとIT」新着記事一覧

「Windows 7」プレベータ版、早くもBitTorrentで流出

文:Suzanne Tindal(CNET News.com) 翻訳校正:湯木進悟

2008-11-04 07:50

 MicrosoftがProfessional Developers Conference(PDC)で、開発者向けにリリースした「Windows 7」のプレベータ版が、すでに主要なBitTorrentサイト上へアップロードされており、世界中の多くの熱心なユーザーが、現在ダウンロードしている。

 BitTorrentサイトとして有名な「The Pirate Bay」や「Mininova」などのサイトでは、米国時間10月31日に、32ビット版および64ビット版の新OSとして、Windows 7の複数のダウンロードがホストされるようになった。

 The Pirate Bayでは、32ビット版のコピーが、1000人以上のアップロードでサポートされ、約7000人がダウンロードしている。64ビット版は、それほど人気がなく、最も初期に出回ったコピーは、約100名がホスティング中で、約1000名がダウンロードを行っている。

 The Pirate Bayで提供されているWindows 7のビルドは、最新バージョンではないとの不満も出てきているが、関係者に配布された安定したビルドになっており、新たに改良されたタスクバーなどは搭載されていない。ファイル提供者となる「シーダー」が非常に少ないことを考えれば、ダウンロード速度が遅いとの不満が多いのも、仕方がないことかもしれない。

 Mininovaで最も人気がある「Windows 7」の32ビット版のリンクも、ほぼThe Pirate Bayと同じアップロードおよびダウンロード人数が報告されている。しかしながら、Mininova上の64ビット版は、さらに希少性が高く、提供者となる30人の「シード」に、約150人の「リーチャー」がダウンロードを行っているのみという状況である。

 (Windows 7の試用後も)それほど感銘を受けなかった人もいる。「何も目新しいものはない。これをダウンロードするのは勧められない。時間の無駄だし、Vistaでも十分だ」というコメントまで残されていた。

 「これはまじめな話だが、あくまでもライターが新バージョンについて何か書けるようにと、展示会で配布されたプレベータ版であることを忘れてはならない。日常的なシステムとして使う意図でダウンロードすることなど、決して行うべきではない。どのようなシステムになるのか、ライターが感じ取れるようにするためだけのものなのだ」と記し、現実的な観点から考えてみるようにと促している人もいる。

 多くの企業は、新OSがビジネスにどのような影響を及ぼすことになるのかに、関心を抱いているはずだ。Dimension Data社内で、Microsoftのソリューション事業に関して、グローバル技術ソリューションディレクターを務めているPeter Menadue氏は、「3週間前にワシントン州レドモンドで、事前に(Windows 7を)垣間見る機会に恵まれた」と語っている。

 とりわけMenadue氏は、MicrosoftのWindowsおよびWindows Liveのエンジニアリング部門シニアバイスプレジデントであるSteven Sinofsky氏に言及しつつ、「Microsoftは、本当にすばらしい仕事をやり遂げた。Sinofsky氏は天才である」とまで述べた。

 Menadue氏は、Windows 7に関するプレスの報道に欠けている点として、アプリケーションセキュリティ、データセキュリティ、アプリケーション導入などの分野で改善が加えられているなど、エンタープライズ分野で関心を引きそうな、Windows 7の多くの特徴が見過ごされている点も指摘した。

 仮想化のサポートや、Vistaとのアプリケーションおよびドライバ互換性維持をMicrosoftが明言している点なども、Menadue氏は、企業が評価できそうな点として挙げている。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    セキュアなテレワークでビジネスを継続する「緊急時対応チェックリスト」

  2. クラウドコンピューティング

    ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)を今すぐ採用すべき理由

  3. ビジネスアプリケーション

    今からでも遅くない、在宅勤務への本格移行を可能にする環境整備のポイント

  4. クラウド基盤

    アプリ開発者とIT管理者、両者のニーズを両立させるプラットフォームとは?

  5. ビジネスアプリケーション

    テレワークに立ちはだかる「紙・ハンコ」の壁を経費精算のペーパーレス化からはじめて乗り越える

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]