Wired MagazineのMicrosoftのチーフソフトウェアアーキテクトであるRay Ozzie氏に関する12月のトップ記事が公開されている。
この記事はOzzie氏が新しいアジェンダを推し進めようとするときにMicrosoft内部の「保守派」を説得することの困難をよく捉えていると思った。しかしこのMicrosoftのコード名ウォッチャーがもっとも興味をそそられたことのひとつは、このコード名「Red Dog」がどこから生まれたのかという話であった。
筆者の読者のひとりが「Red Dog」(別名Microsoft Azureクラウドオペレーティングシステム)は、その名が「遠いアラスカ北西部の鉱山」またはアラスカの州都ジュノーの歴史的名所「Red Dog Saloon」のいずれかが由来であると仮定していた。
Red DogアーキテクトのDave Cutler氏は、Red Dogの由来はそれとはかなり違うものであったと主張している。Steven Levy氏によるWiredの記事からは以下の通りである:
「もうひとつ本プロジェクトの反抗的な性質を示しているのはそのコード名である。『表向きの話としては、自分たちがちょうどRed Dogビールのようだということなので、私はそれを堅持している』と(Cloud Infrastructureのコーポレートバイスプレジデントを務める)Amitabh Srivastava氏は述べている。
「しかしCutler氏のほうはもっと包み隠さず話した:「Hotmailを訪れたときに、サンノゼにすごく怪しげなストリップ劇場があり、その名がPink Poodleだった。『もしかしたらこのプロジェクトの名前をPink Poodleとしたらいいのではないか』と私は言った。みんなは『まさか、そんなこと絶対にできない』と返した。すると誰かが『Red Dog』と発した。それで私たちは全員『何て素晴らしい名前だろうか』と言ったのだ。」
このWiredの表紙のフレーズは「Ray OzzieはBillが建てた家を修復できるか?」であった。私はOzzie氏がMicrosoftを立て直そうとしているとは感じていない。また何が重要であるかに対する内部の認識や、外部の同社に対する認識についても変えようとしているようには思えない。読者はどう思いますか?)
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ