Windows 7のパブリックベータ、今週中にリリースか

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:菊地千枝子

2009-01-07 11:37

 今となっては大した秘密でもないが、最高経営責任者(CEO)のSteve Ballmer氏はプライベートな「Windows 7 Beta 1」リリースの正式な提供をConsumer Electronics Showでの米国時間1月7日における基調講演のなかで発表することになりそうだ。正式な(トレント経由でない)Beta 1事前に承認されたWindows 7 Beta 1テスターに対して7日夜または8日朝に提供されるはずだ。

 「Windows 7 Server」、別名「Windows Server 2008 R2」も同上である。同製品のプライベート版のBeta 1リリースは1月7日夜または1月8日朝に予定されているとの話を聞いている。

 これら製品のパブリックベータの予定については今年すでに読者から多数の質問を受けている。筆者はいくつか慎重な調査をしている。

 Windows 7クライアントとサーバの(唯一の)パブリックベータは今週プライベートのBeta 1ビルドと同時にリリースされるかもしれないと、筆者の情報筋は述べている。パブリックとプライベートのベータを同時に出す意味は何か?プライベートテスターのフィードバックが最優先されるのだ。パブリックベータは節目の指標にほかならない。

 ある筆者の情報筋は、Windows Server 2008 R2コードは間違いなく今週、一般に提供されると述べているが、クライアントに関しては不確かであった。彼はWindows 7クライアントのパブリックベータはそれより1週間ほど遅れるかもしれないと述べている。

アップデート:そうではなかった。遅れるのではなく、早まるようだ。最新の話では:Win 7クライアントのパブリックベータは1月9日金曜に出ることになりそうだと、Microsoftの計画に詳しい筋が述べていた。Win 7 Serverのパブリックベータはその1日前の8日に予定されていると同筋は付け加えた。

 Microsoft関係者は、テスターが――パブリックまたはプライベートの――新しいWindows 7クライアントとサーバビルドを予期すべき時期についてのコメントを拒否した。

 結論:情報筋の調子が良ければ、Windows 7クライアントとWindows 7サーバをテストしたいという誰でも今週それを始めることができるはずだ…。そしてもし読者が新Windows PCを購入しようと思っているが、無償でWindows 7にアップグレードする柔軟性も求めている消費者であるなら、2009年7月1日まで買うのを待つべきかもしれない…。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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