Microsoftは最近、Mojaveを製造工程向けにリリース(RTM)した。(変装したVistaであった)「Mojave」オペレーティングシステムのほうではなく、コード名をMojaveと称した「Commerce Server 2009」のほうである。
Commerce Server 2009は2008年8月よりテストされてきた。Commerce Server 2009の最終バージョンは3月初めからMicrosoft Developer Network(MSDN)の加入者に対して提供され始めた。全ての顧客は4月から新しいCommerce Serverリリースを発注することができるようになる。
最新のCommerce Serverリリースでは、追加設定なしでLiveとSharePointが統合されており、インターフェースはOffice風である。本製品は「Multi-Channel Commerce Foundation」プログラミングモデルの上に構築されており、「ASP.Net 3.5 」ウェブパーツを集めた「SharePoint Commerce Services」を利用している。
Microsoft関係者は、昨年終わりにCommerce Serverチームがさらに2つのCommerce Serverリリースを計画していると述べていた。ひとつは2009年終わりまたは2010年初め(SharePoint 14への従属関係があれば2010年となる)、もうひとつは2010年終わりか2011年初期となる予定である。
ほかのサーバ関連ニュースとして、Microsoftは「Forefront for Office Communications Server 2007 R2」もRTMした。この製品は企業のインスタントメッセージングシステムにマルウェアが感染するのを防止するために設計されている。
同社はまた「System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)」のBeta 2もリリースした。SCVMMの来るリリースには新機能がいくつか含まれている――「Live Migration」のサポートから「SAN」やいくつかのネットワーキングのアップデートに至る。選定されたテスターは本ベータをMicrosoftのConnectサイト経由でダウンロードして入手することができる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ