ノックスとネットアップ、ストレージ製品の販売で業務提携

新澤公介(編集部)

2009-08-17 15:45

 ノックスとネットアップは8月17日、ストレージ製品の販売について業務提携したと発表した。ノックスは同日から、ネットアップのストレージ製品「NetApp FASシリーズ」と、仮想テープライブラリ(VTL)製品「NetApp Virtual Tape Libraryシリーズ」を中心にすべての製品の販売を開始している。

 ネットアップのNetApp FASシリーズは、ストレージ容量とパフォーマンス要件に応じた「FAS6000シリーズ」「FAS3100シリーズ」「FAS3000シリーズ」「FAS2000シリーズ」で構成され、ストレージ専用OS「Data ONTAP」を搭載。同社製品間の互換性を備え、ビジネス環境の変化に合わせたシステム構築が可能という。NetApp VTLは、サーバOSに対して仮想的なテープドライブのようにデータを保存できるVTL製品。既に導入されているバックアップソフトや運用プロセスを変更することなく、バックアップやリストアの時間を短縮できるという。

 今回の業務提携により、ノックスでは、同社ストレージシステムのソリューション拡充に加え、コスト削減や災害復旧(DR)、事業継続計画(BCP)を支援するバックアップ統合ソリューションを強化する考え。一方のネットアップでは、ノックスのバックアップや、リカバリ環境の設計や構築における技術力と販売力をもとに、首都圏や関西圏の大企業から中堅企業を対象に市場拡大を図る。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    ISMSとPマークは何が違うのか--第三者認証取得を目指す企業が最初に理解すべきこと

  2. セキュリティ

    情報セキュリティに対する懸念を解消、「ISMS認証」取得の検討から審査当日までのTo Doリスト

  3. 運用管理

    IT管理者ほど見落としがちな「Chrome」設定--ニーズに沿った更新制御も可能に

  4. セキュリティ

    シャドーITも見逃さない!複雑化する企業資産をさまざまな脅威から守る新たなアプローチ「EASM」とは

  5. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]