Exchange Server 2010のトポロジーは下の画像のように、5つのサーバの役割から構成されるという。
この構成そのものはExchange Server 2007と同様だが、クライアント―サーバ間の接続部分を大きく変更し、下図に示すように全てのクライアントがCASを経由して3層構造でMBXにアクセスするようになったという。
この変更のために、Exchange 2010 CASではRPCクライアントアクセスサービスにおいてMAPIクライアントからのCAS経由のアクセスが提供されるようになった。また、CASとMBX間のコネクションについても、従来は1ユーザにつき1コネクションを割り当てていたが、2010では100のセッションを常に維持するように変更することで、より多くのユーザによるスムーズなアクセスを実現しているという。