三菱東京UFJ銀行は、犯罪組織のマネーロンダリングなど疑わしい取引を発見するためのソリューションとして、SAS Institute Japanのマネーロンダリング対策ソリューション「SAS Anti-Money Laundering」を国内で導入した。SAS Institute Japanが12月21日に発表した。
SAS Anti-Money Launderingは、金融機関の取引をモニタリングして犯罪組織のマネーロンダリングなどの疑わしい取引を発見、報告し、防止するためのソリューション。疑わしい取引と思われる条件であるシナリオをもとに、既知のマネーロンダリング活動を発見する。また、潜在的なマネーロンダリング活動を示唆することで、このような取引を総合的に発見する環境を構築する。
三菱東京UFJ銀行では、SAS Anti-Money Launderingをベースに開発したマネーロンダリング防止システムを9月より運用開始したという。