東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は、中国の上海に同社100%出資の現地法人「畢恩吉商務信息系統工程(上海)」(B-EN-G上海)を設立し、営業を開始したことを発表した。代表者は、岡文一氏で、英文の社名はToyo Business Engineering (Shanghai)。
B-EN-Gはこれまで、中国では駐在員事務所と提携パートナーによる体制で企業のグローバル化支援業務を推進していた。しかし、同社が支援する日系企業のシステムのグローバル展開では、日本の本社への支援のみならず、海外拠点におけるサポートの質が重要な要素となることから、サービスの実施体制の強化と品質の拡充を図るために現地法人の設立に踏みきったという。
B-EN-G上海では、今後、自社ライセンス製品の開発、販売、保守はもちろん、システム導入支援および運用保守サービスと、これらに伴う支援サービス、またソフトウェアやハードウェアの販売といった事業を展開する予定だ。また、自社ライセンス製品の営業や技術、運用サポート体制を強化することにより、日系企業の中国拠点に向け製品の販売促進と事業の拡大を図るとしている。