サイボウズ総合研究所は2月4日、大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」と、複数のグループウェアやSFA製品のスケジュール情報を自動同期するソフト「PIMSYNC for サイボウズ ガルーン 2」(PIMSYNC for ガルーン 2)の発売を開始した。
PIMSYNC for ガルーン 2は、アプレッソの自動同期ツール「PIMSYNC」に、アプレッソとサイボウズ総研が共同で開発した、ガルーン 2と同期するアダプタ機能を追加した製品。PIMSYNCは、マイクロソフトの「SharePoint Server 2007」や「Exchange Server 2007」、「Google Calendar」、「Lotus Notes/Domino」、ソフトブレーンの営業支援システム「eセールスマネージャー」に対応しており、登録されたスケジュール情報やToDoデータは、PIMSYNC for ガルーン 2を介し、ガルーン2との自動同期が可能になるという。
サイボウズ総研では「PIMSYNC for ガルーン 2を利用すれば、各部門で使い慣れた製品を利用しながら、ユーザーのスケジュールの重複入力の手間や登録内容の矛盾を解消し、短期間で安価に全社スケジュールの連携を実現できる」としている。同社は、PIMSYNC for ガルーン 2をSaaS形式のライセンスで提供することも検討しており、将来的には「サイボウズ ガルーンSaaS」との連携も可能となるように計画しているという。
販売ライセンスは、連携ユーザー数による課金体系で、最小販売ユーザー数単位は30ユーザーとなっており、販売価格は基本パックで66万円(30ユーザーを含む)。製品の販売や導入支援、サポートはサイボウズ総研が行い、アプレッソは開発、販売、サポートでサイボウズ総研への支援を担う。