ガルーン 2、他社製品とのスケジュール同期ソフト--ExchangeやNotesなどに対応

大川淳

2010-02-04 17:02

 サイボウズ総合研究所は2月4日、大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」と、複数のグループウェアやSFA製品のスケジュール情報を自動同期するソフト「PIMSYNC for サイボウズ ガルーン 2」(PIMSYNC for ガルーン 2)の発売を開始した。

 PIMSYNC for ガルーン 2は、アプレッソの自動同期ツール「PIMSYNC」に、アプレッソとサイボウズ総研が共同で開発した、ガルーン 2と同期するアダプタ機能を追加した製品。PIMSYNCは、マイクロソフトの「SharePoint Server 2007」や「Exchange Server 2007」、「Google Calendar」、「Lotus Notes/Domino」、ソフトブレーンの営業支援システム「eセールスマネージャー」に対応しており、登録されたスケジュール情報やToDoデータは、PIMSYNC for ガルーン 2を介し、ガルーン2との自動同期が可能になるという。

 サイボウズ総研では「PIMSYNC for ガルーン 2を利用すれば、各部門で使い慣れた製品を利用しながら、ユーザーのスケジュールの重複入力の手間や登録内容の矛盾を解消し、短期間で安価に全社スケジュールの連携を実現できる」としている。同社は、PIMSYNC for ガルーン 2をSaaS形式のライセンスで提供することも検討しており、将来的には「サイボウズ ガルーンSaaS」との連携も可能となるように計画しているという。

 販売ライセンスは、連携ユーザー数による課金体系で、最小販売ユーザー数単位は30ユーザーとなっており、販売価格は基本パックで66万円(30ユーザーを含む)。製品の販売や導入支援、サポートはサイボウズ総研が行い、アプレッソは開発、販売、サポートでサイボウズ総研への支援を担う。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  3. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  4. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]