日本IBM、花王から経理業務の一部を受託

ZDNet Japan Staff

2010-02-17 16:48

 日本IBMは2月17日、花王から経理業務の一部を受託すると発表した。

 花王では、グループ会社へのサービス品質向上と経理業務の効率化を目的に、経理業務のグローバル一体運営を目指しており、国際会計基準(IFRS)対応などへの人材の確保と、シェアードサービスセンターへの業務集約を進めているという。

 今回、その一環として、従来国内55カ所で個別に行っていた支払業務を、花王の「すみだ事業場」に集約し、業務の標準化とマニュアル化を行う。そのうえで、花王グループ社員の旅費精算のデータ照合や銀行への送信プロセスなどの経理業務の一部を、日本IBMが請け負うという。

 日本IBMは、中国大連のIBMグローバル・デリバリー・センターで、売掛金の照合業務など一部の業務遂行を2010年3月から開始し、日本IBMへの業務移管作業を6月に完了する予定としている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    初心者にも優しく解説!ゼロトラストネットワークアクセスのメリットと効果的な導入法

  2. ビジネスアプリケーション

    改めて知っておきたい、生成AI活用が期待される業務と3つのリスク

  3. ビジネスアプリケーション

    ITR調査結果から導くDX浸透・定着化-“9割の国内企業がDX推進中も成果が出ているのはごく一部”

  4. セキュリティ

    「iPhone」の業務活用を促進!セキュリティ対策で必ず押さえておきたいポイントとは?

  5. セキュリティ

    「2024年版脅威ハンティングレポート」より—アジアでサイバー攻撃の標的になりやすい業界とは?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]